東京READING PRESS

タブロイド紙サイズの新しいフリーペーパーが届きました。表紙はアレン・ギンズバーグらビート詩人たちとも共演してきたシンガー・ソングライター/詩人の友部正人さんのインタビューで、音楽とポエトリー・リーディングの違いについての考察や、ニューヨークでの日々などについて興味深い内容でうれしかったです。新創刊された「東京READING PRESS」f0024665_0423350.jpgの前身は2000年夏、ポエトリーのウッドストックとして上野公園水上音楽堂に約80名の詩人、約1000人のオーディエンスが集まった第一回ウエノポエトリカンジャムの際に創刊され、昨年の春まで隔月で国内のあらゆる朗読・リーディングイベント情報を発信し続けた「POETRY CALENDER TOKYO」です。体裁も6つ折CDサイズから大きくなり、イベント情報だけでなく、インタビューやコラム、イベントレビューなど、充実のコンテンツ。遥かに読み応えのある内容に変身を遂げてます。スタッフのみなさんはボランティアで、時には持ち出しになっているほど。そんな中、長年発行を続けてきた努力は本当に尊敬してます。何事も始めることより、続けることのほうが何倍も大変なのですから。今回の「東京READING PRESS」とも末永くお付き合いしていけたらと思います。(「東京READING PRESS」はFlying Booksはもちろん、タワーレコード渋谷店、新宿店、青山ブックセンター本店、ジュンク堂池袋店などで手に入ります。その他詳しくはWEBにて。)
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# by flying-books | 2006-01-29 23:59 | POETRY

「パリ季記」猫沢エミさん

昨日はパリ在住のシンガーソングライター猫沢エミさんの初エッセイ集「パリ季記」の出版記念ライブ@SPUMAに行ってきました。
猫沢さんとは出会ったのは2年ちょっと前。古本の買付け旅でパリを訪れた時に、ホワイトマンのイシコさんの紹介でお会いしました。猫沢さんのおすすめパレ・ド・トウキョウでおいしい食事とワイン。音楽だけでなく、映画や文筆、グラフィティの仕事までこなす猫沢さんとの話は尽きることなく、旅行先で終電を逃しそうになって走ったのはあれが初めてです。それ以来、帰国された際のライブには時々お邪魔していて、その年の暮にはFlying Booksでライブもしていただきました。
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送っていただいた本はちょうど今読書中。それまでの東京でのキャリアやポジションを置いて、単身パリに渡った猫沢さんのお話は、パリで日本人が生活していく為の知識やノウハウが詰まっているのはもちろん、何より「物事に向かう姿勢」を教えてもらいました。たぶんそれがどこの国だとしても核の部分は同じなのだと思います。久々によいエネルギーをいただきました。海外はもちろん、転職願望がある人や、進路のことで悩んでいる人には特にお薦めの一冊です。
パーカッション、キーボード&アコーディオン、ドラム、ウッドベース、ギターの編成で行われたライブは、これまでの楽曲はもちろんゲンズブールのカバーなど初めて聴く曲も。最後、ジーンズのCMで使われたエルザ「T'en va pas」は、美しく寂しげな旋律と歌声に思わず涙ぐみそうになりました。ラテン系のノリのいい曲から、しっとり歌い上げるラブソングまで、猫沢さんのライブはまるで一つの人生模様のようです。
f0024665_063657.jpg画像は会場のみで限定販売していたセルフカバーを含む新録音源「ALASKA」(アートワークも猫沢さん自身によるもの)。ライブでも活躍の円山天使さんのギターとパーカッションだけのしっとりしたアレンジが素敵です。個人的には田ノ岡三郎さんのアコーディオンとのデュオも聴いてみたい気もします。ライブではアッパーからバラードまで同じ楽器とは思えないアコーディオンの音色にやられてました。
PS:エルザのCDを借りてきましたが、「T'en va pas」は猫沢さんの方が何倍もいいです。猫沢さん、音源化待ってます!
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# by flying-books | 2006-01-28 21:47 | BOOKS

「LORDS OF DOGTOWN」

先日、「ロード・オブ・ドッグタウン」を見てきました。
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実在のレジェンド・スケートボーダー、ステイシー・ペラルタ、トニー・アルヴァ、ジェイ・アダムズらをモデルとした映画です。70年代半ばのベニス・ビーチにあったサーフ・ショップ「ZEPHYR」によって結成されたスケート・ボード・チーム「Z-BOYS」。その名前が以前から知っていたのですが、本格的に打ちのめされたのは、ペラルタ本人によって制作されたドキュメンタリーDVD「DOG TOWN & Z-BOYS」を観てからでした。
俳優たちがペラルタやアルヴァ自身から指導を受けた迫力のスケート・シーンはスケートボードのビデオ作品顔負けにエキサイティングですし、それまでの固定観念を打ち破り、次々と新しいテクニックを生み出していったエクストリーム・スポーツの教祖たちの光と影のサクセスストーリーは、青春映画としてもクォリティが高く、一見の価値はあるかと思います。(僕の好きな映画監督、「セブン」や「ファイトクラブ」のデヴィット・フィンチャーがさりげなく制作総指揮を務めています。)
ボードの性能やディテイル、スタイルなどフィクションの部分も少なからず入っていますが、ドキュメンタリーだけでは伝わり難かった各メンバーのキャラクターや、荒廃と華やかさの入り混じった当時のロサンゼルス周辺の空気感がよく伝わってくるので、是非ドキュメンタリーとセットで観てもらうといいかも知れません。
(*残念ながら劇場(渋谷シネマライズ)での上映は明後日の27日までのようです。)
スケートボードは、中学生のころ観た映画(ボーンズブリゲイドの面々が出ていた「ポリスアカデミー4」)に影響されて以来、時々友だちと野川公園や新宿中央公園などで滑っていたのですが、大学に入ってからはしばらく遠ざかり、サラリーマン時代にパンクした自転車の代わりに、仕方なくスケボーで出勤したことが一度あった程度でした。
その後、3年前に出会ったNYのスケーター、マークに借りたボードで青山通りを少し滑ってから再びマイブームとなり、一昨年新しいボードを購入しましたが、またここしばらく乗れていません。
いい歳して、こういう映画を観るとすぐに熱くなってしまうので、また始めようかと思っていますが・・・寒い時に転ぶととても痛いんです・・・
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# by flying-books | 2006-01-25 21:19 | MOVIE

雑誌、大量入荷しました!

日曜日に立体文学のイベントを無事終えたものの、先週末から今週にかけて本と雑誌の大量入荷が続き、忙殺中の日々を送ってます。
と、言うことで1000冊を超える大量の雑誌を入荷しました。
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写真は表紙がポール・スミスのTシャツにもなったイタリアの建築雑誌「domus」の60年代もの。今見ても斬新なカバーワークや、効果的な2色印刷ページなど、建築の雑誌とは思えないほどクールなエディトリアルが大好きです。(60年代ものは各1800円、やや難ありのものは半額の900円!)
他に、日本版エスクァイア、relax等がそれぞれ数百冊ずつ入荷しました。これは店頭や1Fの棚に入ってます。200円~とお買い得なので、お早めに。
Flying Booksは本を売るだけでなく、心地よい空間、音、(コーヒーの)香りの中で過ごす時間を提供したいと考えているので、今のところはネット通販の予定はありませんが、おすすめの新入荷等はこの場でお知らせさせていただければと思います。
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# by flying-books | 2006-01-18 23:59 | BOOKS

立体文学

明日はNY在住(現在は放浪中!?)の作家・翻訳家新元良一さんと、イラストレーターの山崎杉夫さん、ピアニストの杉浦哲郎さんによる立体文学セッション、紙芝居「ここだけ雨が降っている」を開催します。
気付いたら既に8回目。この立体文学がどういうものかと言うと、普通、文学と言うと作家が書斎等にこもって生み出すようなイメージが強いですが、アートや音楽などさまざまな要素を立体的に組み合わせ、観客も一緒になって一つの作品が作られて行く過程を体験しようという試み。毎回、新元さんの得意とする対談をはさみ、フォトグラファーの若木信吾さんや、気象予報士の加藤順子さん、絵本作家のきたむらさとしさん、詩人の谷郁雄さんなど様々なジャンルからのゲストをお迎えしました。今回は新元さんの朗読の師匠でもある浪曲士の玉川美穂子さんをお迎えします。
また小さな書店ならではのお客さんと出演者の距離の近さも魅力で、お客さんとの対話や質問がストーリーに影響を与えることもあり、インタラクティブなイベントなのです。
ストーリーは高校生のすぎお君とピーチちゃん、盲目の詩人の老人高山さんが主人公のファンタジー。全10話になる予定です。
明日は8話と、今回の書き下ろしの9話を公演しますが、初めての方でもお楽しみいただけるようになってますので、是非遊びにいらして下さい!
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1月15日(日)
立体文学セッション vol.8 紙芝居『ここだけ雨が降っている』第8話&第9話
【紙芝居、生演奏、対談】
出演:新元良一(作家・翻訳家)、山崎杉夫(イラストレーター)、杉浦哲郎(ミュージシャン、ピアニスト) ゲスト:玉川美穂子(浪曲師)
OPEN:19:00 start:19:30 料金:1500円(1ドリンク+特製ポストカード付) 
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# by flying-books | 2006-01-14 16:48 | EVENT@FB

ブログ開設しました!

あけましておめでとうございます。
昨年、「フライング・ブックス 本とことばと音楽の交差点」という本を晶文社さんに出していただき、その際生まれて初めて20万字も書いた反動で、しばらく文章を書いていませんでした。
年も変わり、そろそろ十分リフレッシュできましたし、Flying Booksの日常の中で、店頭や店からの刊行物からなかなか伝わりづらいメッセージなどをこのブログでお伝えできればと思います。
何分不慣れなので、読みずらい部分あるかと思いますが、お付き合いの程、よろしくお願いします。

2006年1月12日
Flying Books店主 山路和広
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# by flying-books | 2006-01-13 01:36