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ビート詩人との旅:0

先日、戦後最大のアメリカ詩人アレン・ギンズバーグやピューリッツァ賞詩人ゲーリー・スナイダーの盟友でもある、現在83歳のビート詩人ナナオサカキと、彼が10年来拠点としてきた南伊豆の農村を訪ねて来ました。
拠点を東京の五日市に移すに際しての本の整理が目的ですが、ななおと過ごした2日間からは、アレンやゲーリーとのリーディング・ツアー、日本の戦後カウンターカルチャー史など学ぶことが多く、貴重な話をたくさん聞くことが出来ました。それらのエピソードを今後このブログにて不定期連載として記していきたいと思います。


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(写真は南伊豆のナナオの家とFlying Booksでのナナオ)
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by flying-books | 2006-05-31 23:25 | Walk with Nanao

ヒーリング・テクノ


f0024665_2152535.jpg心を揺さぶる、高原に吹く風のような二胡の音、きらびやかで透明なガムランの響き、そんな各国から集められたネイティブサウンドに絶妙に絡むシンセのストリングス&ビートが創るヒーリングの世界。大好きな民族音楽+テクノのユニットSORMA の6年ぶりの新作「RAKUEN Gradation of Karma」のテーマはずばりヒーリング・テクノ。
1995年に結成されたSORMAは、これまで民族+トランステクノを中心とした本体「SORMA」名義で3枚のアルバム、ガムラン+アンビエントの別ユニット「JALAN JALAN」名義で2枚のアルバム(Flying Booksのトイレのひょうたんスピーカーから聞こえてくるガムランの音は2ndアルバム「BALI DUA」です)と二つの世界観を住み分けてきましたが、今回の新作ではこれらが見事に融合されてます。
f0024665_20563375.jpgSORMAとの出会いは、ディープ・フォレストやエニグマの登場により、ヒーリング系、民族系のテクノが静かに熱を帯びてた1995年。当時週に3日は通っていた新宿東口のタワーレコード(現在は南口に移転統合)で1st「阿吽?」(現在は残念ながら廃盤)を試聴し、すっかり虜になって以来です。当初はアーティスト情報がいっさいなく、日本人のユニットとわかったのは少し後のことでした。そして2000年、空の写真家HABUさんのサンシャイン60展望台での個展で、スライドショウとSORMAのライブのコラボレーションがあり、企画運営をしていた友人の計らいでメンバーの方々と出会うことが出来ました。初対面でしたが、打ち上げの席で旅や音の話で盛り上がりました。(僕自身、学生時代の旅では録音機能つきのテープレコーダーを持って行き、お気に入りの音風景を収めてきたものでした。)
今回のアルバムでは二胡と老若男女複数のトライバルな歌声が絡む「BETWEEN THE LIGHT WAVES」と、童謡のようなシンプルなメロディで懐かしさを掻き立てる笛と女性ヴォーカルが熔け合うメロディに、控えめなガムランが彩りを加える「PASSENGER OF TIME TRAIN」、SORMAの新境地とも言える2曲が特にお気に入りです。
アルバムジャケットはイラストをネコのブラッキー・シリーズの和代ジンペイさん。(クレヨンで描かれたカワイイ猫のイラスト以外の作品を見たのは久々ですが、清涼感を与えてくれる明るい色使いはスピリチュアルなサウンドとの相性抜群です。)また、ブックレットは20ページのイラスト集になっていて、ジンペイさんを初めとするイラストレーターたちによる各楽曲と対になる作品と、リーダーのSORMA No.1こと島田陽一さんのグラフィックアートによるサイケデリックでスピリチュアルなヴィジュアル・ワールドが展開されてます。
f0024665_2142138.jpgガムランの調べとお気に入りのお香、これからの梅雨の時期、この2つがればエアコンなしでもずいぶん過ごしやすくなるはずです!
(新作とJALAN JALANのCDはFlying Books店頭でも手に入りますので、興味のある方は是非聴いてみて見てください!)
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by flying-books | 2006-05-18 23:50 | MUSIC

南の島から さわやかな恋の便り

少し前に原田マハさんの出版記念会にお邪魔しました。
原田さんとは以前別の仕事でご一緒して以来のお付き合いなのですが、処女作「カフーを待ちわびて」がなんと宝島社とエイベックス主催の日本ラブストーリー大賞第一回受賞作となったのです。
f0024665_23263920.jpg純粋なラブストーリーを読んだのは本当に久しぶりでしたが、とても素敵なストーリーに心が洗われました。
また恋愛というだけではなく、島の開発と絡んだ小さなコミュニティの人間模様や、おばあと幸の噛み合ってないようでしっかり噛み合っているやりとり、いろいろな要素が絡みあって、時にはあたたかな気持ちに、時にはハラハラさせられ、本当に楽しく一気に読み終えてしまいました。
(最近、電車の中でしか本を読んでいないのですが、時間を作って、古ぼけた喫茶店でも読みました。好きな作品は、慌しく読んでしまうともったいないので、読むシチュエーションにもこだわりたくなります。)
好きなシーンなどはいくらでも書けそうですが、まだ読んでいない人のためにそれはまたあらためて。

f0024665_23321695.jpg出版記念会は作品を基にした朗読劇や、沖縄民謡のユニット「kotobuki」のミニライブもあり、多方面で活躍する原田さんらしく、華やかで楽しいパーティーでした。
ちなみに「カフーを待ちわびて」は2007年公開予定で映画化もされます。南の島の美しい景色と、それに負けないくらい魅力的な島の人々の映像を見られる日が楽しみです。
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by flying-books | 2006-05-07 23:39 | BOOKS

只今、’60sイベント真っ最中

すみません。しばらく更新が滞ってしまいました。

f0024665_21271752.jpg現在、渋谷の東急百貨店本店で「'60s東京グラフィティ」のイベント真っ最中です。
Flying Booksはもちろん古本での出店で、今回初めてお目見えするフランスのアヴァンギャルド雑誌「PLEXUS」や60年代のイタリア建築雑誌「domus」などもありますのでご興味のある方は是非。5月9日(火)まで11時~19時です。(最終日のみ17時まで)


そしてフリーペーパー「Flying Buzz vo.2」を発行しました。東急でのイベントに併せて今回は60s issueです。
f0024665_21292783.jpg内容は
1:寺山修司・唐十郎を中心としたカタログ
2:志人(降神/temple ATS)インタビュー
 独自の世界観を持ったリリックとフロウがアンダーグラウンドシーンで人気を呼んで いるヒップホップユニット「降神」。昨年末リリースの初ソロで60年代カルチャーか らの影響が散見されたMCの志人への(音楽についてまったく質問しなかった)インタ ビュー。
3:ビート書誌よりアレン・ギンズバーグ「HOWL」刊行50周年
 今年、出版されてから半世紀を迎えたカウンター・カルチャーのバイブル的詩集 
 「HOWL(邦題:吠える)」について

現在、Flying Books店頭、渋谷Tower Books(タワーレコード7F)、名古屋ブックカフェCESTA、他で入手できます。
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by flying-books | 2006-05-03 23:28 | Flying Buzz